コラム

夏の涼感天然素材 見た目も涼しく

 梅雨明け前なのに真夏のような暑さが続いています。 暑さとともに厄介なのが肌にまとわりつくベトベトとした湿気ではないでしょうか。少しでも涼をとりサラリと過ごしたいものです。

高温多湿の日本の夏を快適に過ごすために手に取っていただきたいのが「麻」素材のアイテムです。

 麻は主にリネン(亜麻 あま)、ラミー(苧麻 ちょま)、ヘンプ(大麻 たいま)、ジュート(黄麻 こうま)などがあります。
その中でも衣料用に使われるのはリネントとラミーの2種類です。
どちらも天然素材の中では水分の吸湿、発散の速度がトップクラスで、汗ばんでも肌に密着しないくてべとつきません。
通気性もあり爽やかな着心地です。風をはらむような軽やかさもあり見た目にも涼やかです。

 リネンは比較的しなやかで独特のなめらかさがありソフトな肌触りで、チクチクとすることはありません。黄みがかった色合い(生成り色)をしています。
ラミーは天然素材では最もシャリ感があり、リネンより硬い繊維で張りも感じられます。白く絹のような光沢が魅力です。

 涼感があり夏にぴったりの素材の麻ですが、「しわ」になりやすいという欠点があります。
でもこの「しわ」が麻独特の風合いを生み出しているとも言えます。

 一般的な骨格診断では、麻素材は「ナチュラル」タイプの方に最もお似合いになるとしています。
フラットで肉感があまり感じられず、関節の大きさが目立つ「ナチュラル」の方はカジュアルでエフォートレスなコーディネートを得意とし、麻のしわでさえ味方につけてしまう方が多いです。
それに対して上半身に厚みがあり立体的な骨格をしている「ストレート」タイプの方はスッキリとしたきれいめファッションがお得意なので、素材感を生かしたコーディネートはあまりお勧めしていません。

 骨格テイスト®スタイリングでは骨格フォルムだけでなく肌質も考慮してお似合いになる素材をご提案しています。
「ストレート」タイプの方でも肌質が「ドライ」タイプの方でしたら、積極的に粗さ控えめの麻素材もお勧めします。
ざっくりとした麻が最もお似合いになるといわれる骨格フォルム「ナチュラル」タイプの方でも肌質が「グロッシー」タイプや「モイスト」タイプの方には比較的目の細かなしなやかな麻をご紹介します。 

 お似合いになるファッションを見つけたい方、「なりたい」自分を演出したい方、もっと骨格テイスト®について知りたい方、お問い合わせフォームからご連絡ください。

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